にて分離信号講演を行わせて頂きます。一般の方々もお受けしておりますので ご希望の方は、事務局までご連絡ください。 場所;札幌市中央区大通り西8丁目 後楽園ホテル 地下2階「クレスト」 〜分離信号の必要性について〜 1、上川橋交差点左折蹂躙事故 2、道路交通の危険とは 3、不確実な人間の注意力 4、一般交差点は人命を的にした ロシアンルーレット「構造死」 5、歩行者の安全が守れる「分離信号」とは 6、運動の広がりと警察庁分離信号増設の方針 7、被害者から見る交通安全運動 8、危険度の高い通学路に分離信号設置を求めよう 主催 北海道交通事故被害者の会 事務局(北海道交通安全協会活動推進センター内) 011-233-5130 |
第1部 安全な道を求めて 分離信号 「子供の命守って」 訴え8年 二十世紀を代表する文明の利器ともいわれる自動車。現代社会の隅々に入り込み、乗る 札幌市の中心部、三越デパート前の交差点。信号が青に変わると車は全部ストップ、歩行者が四方から一斉に渡り始める。事故の心配がなく、会話をしながら渡る買い物客も多い。 一九九二年十一月十一日朝。東京都八王子市の病院職員、長谷智喜さん(47)と妻がつえさん(47)の長男で当時小学五年の元喜君(11)が、自宅近くの丁字路交差点を渡る途 その後も各地で非分離信号交差点での事故が相次ぎ、長谷さんの危機感は膨らんだ。「一カ所の信号を換えるだけではだめだ。元喜と同じ事故は各地で起きている。全国に広めたい」とも思った。 共感の輪は広がり、分離信号は地元や関東各地に設置されるようになった。世論の動きを見た警察庁が方針を転換して研究会を設け、通学路から分離信号を重点配置する方針を示した。現在、この方式の交差点は全国に約千二百カ所。まだ全体の一%に満たないが、着実に増えている。 長谷さん夫妻は今月十二日午後一時半から、札幌市内の後楽園ホテルで講演(参加無料)。車優先社会を間い直す道内の市民団体と交流する。 |
札幌で後援会 「分離信号」必要性訴え にした講演会(北海道交通事故被害者の会主催) が12日、札幌市内のホテルで開かれた=写真。歩 行者の事故防止運動に取り組んでいる東京都八王 子市の病院職員、長谷智喜さん(47)が、横断歩道 が青信号の時に車が通らない「分離信号」の必要性 性を訴えた。 は92年11月、通学路の交差点の横断歩道を青信号 で渡っていたところ、左折したダンプにひかれ即 死した。 長谷さんは「子供たちが何の落ち度もないのに 命を奪われる事故が後を絶たない。交差点内の安 全を運転手の不確実な注意力に頼っているから だ」と「非分離信号」の問題点を指摘。分離信号 の普及でF被害者と加害者を生まないA社会的な 不安の解消B歩行者保護の教育的効果−−が期待 できるとし、「分離信号を求める声を地域で上げ ることが本当の交通安全につながる」と語った。 ら約60人が熱心に聴き入っていた。 【武藤佳正】 サイトマップへ |