毎日新聞 2001年1月3日 大阪

[やさしい街に]子どもとクルマ社会 
読者から/1 

【写図】 有
【本 文】  クルマ社会の犠牲になった子どもたちを取り上げてきた連載に対し、たくさんの方々から郵便や電子メールで投書を頂きました。そうしたお便りをもとに、記者が現場を訪れ、実際にどう危険なのか、地域はどう取り組んでいるのか、などを取材して報告します。「子どもとクルマ社会」のシリーズ3回目は「読者から」です。
◇阪南市立貝掛中学の通学路は“恐怖の抜け道” 進入禁止、平然と無視                           
 阪南市立貝掛中学の通学路は大変危険です。校区が広く生徒の過半数が自転車通学をしています。その大半が住んでいる住宅地と学校の間の道は、大変狭く、車1台がやっと通れる幅で曲がりくねっていて、見通しがききません。
 この道は国道26号が渋滞した時の抜け道となっており、一方通行ではなく、通行量も並みではありません。通学時間帯は車は進入禁止になっているにもかかわらず、平気で通行する車が200台前後あります。
 私の娘は車体と自転車のハンドルに指を挟まれケガをしたことが2度あります。ドライバーは「ごめんな」と言うだけで走り去りました。
 「これはあかん。放っておいたら、そのうち大変な事故が起きる」                             
 泉南署交通課交通指導係の竹村宏文警部補(56)は昨年6月21日朝、貝掛中近くの通学路に立ち、目の前の光景にびっくりした。通学路は田園地帯の中を走る250メートルの舗装道路だ。
 車両通行禁止の指定時間(午前7時半〜8時半)にもかかわらず、次から次へと車が来る。道幅はわずか3メートル。反対方向から学校に向かう自転車や徒歩の生徒たちと、いつ接触しても不思議でない。早速、同僚と一緒に整理したが追い返した車の数は、1時間で何と320台に達した。
 その日以降、竹村警部補は学校が休みの日以外はほとんど毎日、他の署員の協力を得ながら、通常勤務とは別に、午前7時20分ごろから通学路に立ってきた。「重大事故が起こってからでは遅い。
管内では、ここが最も危険な通学路だろう。通学時間帯に通ってはいけないということをドライバーに徹底したい」        
 12月上旬、竹村警部補と一緒に問題の通学路に立ってみた。午前7時半。通行禁止時間になった。しかし、まだ入ろうとする若い男性ドライバーがいた。Uターンを指示すると、男性は渋々、別の道を使って戻った。「まだ29分やないか!」と怒鳴りながら。後続の5台も従った。
 竹村警部補が立ち始めて3日で当初の320台は100台に減った。その後は急激には減らなかったが、今では通ろうとする車は10台ほどになったという。それらも竹村警部補の姿を見るとUターンする。「警官さえいなければ通り抜けるのに」という心理が透けて見える。
 7時40分ごろ、通学する生徒の姿が目立ち始めた。午前8時過ぎから15分間ぐらいがピーク。同校生徒642人(昨年6月現在)中、351人がこの通学路を利用している。
 始業時間の午前8時20分を過ぎると、生徒の姿はなくなった。
そのかわりに、8時半の禁止解除を待つ車が規制区間手前に並び出した。先頭の男性ドライバーに通行禁止について聞いた。「確かにここは狭くて危ないから仕方ない」と規制に納得している表情。解除直前には約20台が待っている状態になった。
 「もうしばらくはここに立ちドライバーに、『通行禁止なんだ』と周知徹底できたら、今度は違反者を検挙する形に切り替えたい」。解除になり走り去っていく車を見ながら、竹村警部補は話した。
◇見通し悪くケガの生徒も                  
 通行禁止の指定は、父母らの強い要望で1997年3月に実現した。93年4月から同校に勤務する生徒指導主事の山本大輔教諭は「赴任当初はそれほどひどくなかったが、だんだん悪化した。指定直前には約500台の車が通学時間帯に通行し、とても危険な状況だった」と振り返る。
 しかし、指定で一時は減った車も、ルールを守らない悪質ドライバーが増え、またもや危険な状態に逆戻りしていた。昨年6月20日、同校を交通安全の講演で訪れた竹村警部補に事情を説明した結果、竹村警部補が早速翌日から現地を訪れ、現在に至っている。
 幸い、死亡事故は起きていない。ただ、現場は見通しが悪く「かばんを跳ね飛ばされた」「手が車に当たった」「ひかれそうになった」など、生徒たちの多くが怖い経験をしていた。
 この通学路は国道26号から南東約350メートル離れた場所にあり、ほぼ東西に走っている。国道26号は朝は和歌山から大阪方向へ、夕方から夜は逆方向へ、主に通勤のドライバーで渋滞しているため、この通学路を抜け道として利用する人が多い。
 堺市内から阪南市自然田までを結ぶ第2阪和道路が2002年度末までに、同市の箱作ランプまで延伸される予定で、これが完成すれば、う回路として利用する人がほとんどなくなるのではと期待されている。ただ、延伸完成はかなり遅れるという見方もある。
 貝掛中学校の佐竹勇校長は「竹村さんには本当に感謝しています。でも、いつまでも通学路に立ってもらえないでしょう。第2阪和道路が早く延伸されることを望んでいますが、それまではドライバーのモラルに期待するしかないのです」と話した。 【玉木達也】 記事についてのご意見や、危ない道路と子どもの交通事故についての情報などを手紙(〒530―8251、住所不要)、ファクス(06・6346・1736)、メール(o.shakaibu@mbx.mainichi.co.jp)でお寄せ下さい    

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毎日新聞 2001年1月15日 大阪

[やさしい街に]子供とクルマ社会
 読者から/2 標識無視 


【写図】 有
 枚方市立樟葉南小学校は住宅街の中にあり、小学校東側の市道が車の抜け道になっています。道路は午前7時から9時まで歩行者専用道路なのですが、守っているクルマなど100%無い状態です。
集団登校している児童の横を南から北からクルマがひっきりなしにすり抜けて行き、いつか事故が起こるとヒヤヒヤしています。 <枚方市の会社員の男性(34)のお便りから>         
 「明けましておめでとう」「おめでとうございまーす」    
 3学期の始業式があった9日朝。樟葉南小(枚方市楠葉美咲1)東門前の横断歩道の真ん中で、石田勉校長(53)は両腕を広げて車から集団登校する子どもたちを守りながら、新年のあいさつを交わしていた=写真。
 登校時間帯の午前7〜9時、車はこの市道(幅5・8メートル)を通ることはできない。1980年12月、地元の要望を受けた府公安委員会が通学路の安全対策として南北約300メートルを車両通行禁止に指定したからだ。通行禁止の道路標識は規制区域に4カ所ある。
 それなのに、車はひっきりなしに突っ込んで来る。周辺の国道1号や府道などからの抜け道になっているためだ。始業式のこの日、数えると午前7時半〜9時、東門前の通過車両数は北行き171台、南行き91台計262台(うちミニバイク56台)にも達した。
 「これまで2回、車がすぐ横を通って怖かった」。毎日通る小4の女子児童(10)は心配そうに話す。
 大阪・京都両府境の住宅街にある同小の周囲は一方通行が多い。
東側の高台の同市楠葉面取町や京都府八幡市男山地区は住宅開発が進んでいる。北西には京阪樟葉駅、南には中小企業団地や国道1号などがあり、両側通行のそこそこ広い道はこの市道以外にはない。
さらに、約500メートル西の府道枚方交野寝屋川線は渋滞が多い。抜け道の通行量が多いのはこうした条件が重なっている。
 昨年4月末の午前8時ごろ、石田校長が登校指導に行く途中、東門の前で大きな音がした。駆け寄ると、自転車の高校1年女子生徒が車にはねられていた。この生徒は、石田校長が同小教頭時代に指導した卒業生だった。
 幸い軽いけがで済んだが、東門は同小の全校児童570人の半数以上が利用し、西側の正門より多くの子どもが通る。危機感を募らせた石田校長は翌5月、「校内に入る際、車の間をぬって横断している。登下校の安全のために、横断歩道を」などと書いた要望書を同市交通対策協議会を通じて同市に提出。同年8月、横断歩道ができた。
 同協議会の樟葉南校区支部は、交通指導員18人が春と秋の交通安全週間などで通学路の要所で立ち番をしている。石田校長から要望を受けた支部長の藤原安一さん(71)は「横断歩道があると、ドライバーも注意するので、やりやすくなった。でも、車が通らないにこした事はない。警察は取り締まって」と訴える。
 投書を寄せた男性も「警笛を鳴らして、集団登校の児童をけ散らすように走り去る車もいる。バリケードをしては」と指摘する。
 9日朝、同小のすぐ北側に自宅がある中司宏市長が市役所への登庁途中、現場に立ち寄った。市長は「中学1年の二男も昨春までこの小学校に通った。実際に見ると、交通量が意外に多い。道路管理者の市も何らかの対応を考えたい」とその場で話した。
 枚方署は12日、石田校長と市交通政策課に呼びかけ樟葉南小で会議を開いた。「7じ〜9じ 車両通行禁止」の立て看板を設けるほか、路面に「通学路」などの表示を3カ所程度ペイント、登校指導の回数を増やすことがすぐ決まった。
 枚方署は違反車両の指導・取り締まりを強化する方針。「いずれは反則キップを切る」と強く警告している。 【村瀬達男】   
(次回は21日掲載予定です)                
◇貝掛中学校の通学路の問題                 
 今月3日付朝刊で掲載した阪南市立貝掛中学校の通学路の問題で、記事のきっかけとなった投書の女性から「平凡な主婦にもできることがあり、それに耳を傾け協力してくれる人がいる。この記事をきっかけに生徒たちの安全が確保されることを切に願っております」とのありがたいメールをいただきました。
 また、子どもが貝掛中に通う母親から「命の大切さを子どもたちに問うのであれば、こんな危険な通学路を何とかして欲しいです」とお手紙がありました。貝掛中の通学路問題は今後も取材していくつもりです。ありがとうございました。 【玉木達也】     
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毎日新聞 2001年1月21日 大阪
 [やさしい街に]子どもとクルマ社会 
読者から/3 豊中市・上野小の通学路 


 豊中市の上野小学校の通学路で、午前7〜9時の通行時間規制があるのに、市道神崎刀根山線などの抜け道として、朝の通学時間帯に乗用車などがかなりのスピードで走り抜けていきます。狭いところでは4メートルほどしかなく、小学生が車と接触しそうになり、ドキッとしたことがあります。
 <「上野東の住民です」という読者の方から>        
 上野東地区は豊中市のほぼ真ん中に位置し、マンションや1戸建て住宅が並ぶ。問題の道路は市道で、市立上野小(小川義信校長、児童958人)の子どもたちの通学路だ。約20メートルの区間が午前7時から2時間、許可車などを除いた自動車の通行禁止で、歩行者・自転車用道路になっている。豊中署によると、許可車は「現在は1台もない」という。
 通学路は神崎刀根山線の西側を並行するように南北に伸びる。神崎刀根山線は豊中市を縦断する幹線で、豊中市の北部や箕面市などからの車で通行量は多く、朝は南行き(大阪方面)がよく渋滞する。
 このため、信号もない兎川西側の市道が抜け道になった。この市道は新兎川橋南側で部分的に北行きの一方通行のため、この部分を避け、通行禁止規制のある通学路を突破して南へ行く。兎川西側市道の交差点までの約220メートルの間で、道幅は最も狭い場所で約3・4メートルしかない。
 子どもたちの登校時間帯に合わせて、府公安委員会は、北側入り口部分約20メートルを1988年3月から規制した。
 地元の上野兎川自治会の和田孝彦会長(66)によると、「せめて登校時間だけは規制を」と、当時の自治会長が要望して、通行規制が実現したという。通り抜け車両を見るたび、気をもんでいる和田会長は「神崎刀根山線が停滞している時は、通り抜ける車がやはり多い」と指摘する。規制区間の近くの男性も、「通り抜ける車は規制直後にもあった。標識の効き目はない」と話した。
 私(記者)は今月15日、登校時間帯の午前7時45分ごろからの約50分間、現場に立って調べてみた。北側の市道からこの規制道路に進入したのは計19台、逆に北側へ出てきたのは計6台。どの車も速度はそれほど出ていなかったが、2台が連なって進入してくる時もあった。数十人の通学児童が通行していて、実際に児童たちが通った際にわきをすり抜けた車は計2台だけだったが、「接触事故はいつ起きても不思議ではないな」と感じた。
 6年生の男の子は「今まで、危ない目には遭っていない。でも、(登校中も)車はよく通ります」と話す。
 上野小は、決して手をこまねいていたわけではない。PTAの生活指導委員会は危険個所の一つとしてとらえ、毎年1学期の当初5日間、委員が交代で登校時間に立っている。今年は2学期当初も1週間、現場で児童の安全のため立ち番をした。
 「私たちが腕章をして立っていても、車は無視して入って来る」とある委員は言い、別の委員も「南から北へ抜ける車も結構多い」と指摘した。小川校長は「子どもの安全が第一なのに……。ドライバーは規制を守って欲しい」と訴える。
 豊中署は「人数面の制約もあり、通学時間にいつも警察官を張りつけることはできないが、こまめに巡回するなどして対処したい」と話した。 【佐藤浩】                   
(次回は27日、掲載予定です)               
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毎日新聞 2001年2月8日 大阪
 [やさしい街に]子供とクルマ社会 
読者から/5 やった!豊中市立第十七中通学路 
  フェンス設置で駐車一掃

 何年も前から、路上の違法駐車と不法投棄に悩まされてきました。地域の役員になったのを機に昨年、特にひどい市立第十七中の通学路が何とかならないかと、市に相談に行きました。その時、何年も前からこの問題に尽力している人がおられることを知りました。
お会いし、その熱意に驚きました。3年前からカメラで記録し訴えておられたのです。昨年12月、熱意が実り、通学路は改善されました。その経緯を、ぜひ知ってほしいと思い、ペンを取りました。
<豊中市旭丘の男性のお便りから>              
【写図】 上 フェンスが設置される直前、車がびっしりと並ぶ第十七中の通学路=昨年12月9日、高木さん提供
    下 車が一台もなくなった同じ場所=今月7日

 「どないなるかと心配しましたが、安心して年が越せました」。
高木重雄さん(74)=豊中市西泉丘1=は、市立第十七中(丹野雅吉校長、生徒643人)の通学路改善の経緯を、笑顔で振り返った。
 とっかかりは、車問題ではなかった。3年前、豊中防犯協議会泉丘支部長になった時、(通学路の)道端の枝が伸びると、夕方は暗くなり、防犯上問題があると聞いた。「せん定の必要があるのでは……」と、趣味でもあったカメラを手に見に行った。
 そして高木さんは、別のことに驚いた。赤坂橋から北約150メートルの間、道路わきに車がびっしりと並んでいたからだ。捨てられたような車もあり、家電製品などのごみも、そばに投棄されていた。
 道幅は約4〜7メートル。車は多い日には20台を数え、生徒は車の横を歩いていた。通過する車とスレスレだった。タイヤがなくなっている車もあったし、後日行くと、同じ場所に別の車が駐車していたこともあった。通学路は、ごみ捨て場のようでもあり車庫代わりのようでもあった。
 現状を訴えにいった市役所で、高木さんは、通学路が市道ではないことを知った。大部分は「大阪市設服部霊園」の敷地。第十七中が開校した1982年4月以来、豊中市が通学路として大阪市などから使用許可を受け、管理は豊中市教委がしているという。
 市側は撤去もしてきたが、新たに捨てられてイタチごっこ。市が負担する撤去費用も1台1万8000円で、積もれば相当な額になる。しかし、高木さんは写真を持って再三、市に足を運び、現状を知らせ改善へハッパをかけた。
 そして市は昨年ごろから、「抜本的な解決策」の検討を重ねた。
比較的道幅の広い約100メートルの区間を対象に、鉄製フェンスで歩道と車道を分離した。車道は狭まるが、歩行者は安全だ。工事は放置車5台を撤去した後、12月11、12日に実施した。
 効果はてきめん。車歩分離区域で駐車されたり捨てられる車は全くなくなった。帰宅途中の第十七中の1年生男子生徒は「歩きづらくありません」と、うれしそうに話した。
 「生徒や、散歩のお年寄りが喜んでくれて本当に良かった。一人で頑張ったわけではなく、投書された男性をはじめ、多くの方が声をあげたからこそです」と高木さんは話す。
 改善は、長い通学路全体から見れば、ほんのささいなことかもしれない。しかし、市民の声が役所を動かした意味は、大きい。(次回は18日、掲載予定です) 【佐藤浩】           
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毎日新聞 2001年2月19日 大阪
[やさしい街に]子供とクルマ社会 
読者から/6 

【写図】 有
 八尾市交通対策課の永田敏憲課長から「子どもとクルマ社会」取材班に、「八尾市立大正北小学校前の押しボタン式信号機が一昨年と今年1月、2段階で改良され、登下校が安全になりましたよ」という情報が届きました。現地で取材しました。
 「早く渡って。急いでね」。
 八尾市木本、市立大正北小学校正門前の横断歩道。黄色い旗を持ったPTAの母親2人が、児童を誘導する。押しボタン式の歩行者用信号が赤色に変わり、母親の1人が素早く戻ってボタンを押し直す。すると、後から来た児童で信号待ちの歩道上が込み合う前に、再び青色が点灯した。「以前は次の青までに歩道が満員になった。
早く青になるので、うれしい」。6年生の女の子は笑顔で話した。
 正門前を南北に通る府道旧大阪中央環状線は、大東市と藤井寺市を結ぶ幹線だ。学校の南東約700メートルには八尾空港、南西約300メートルには大阪市営地下鉄八尾南駅があり、片側1車線ながら、交通量は多い。大正北小によると、全児童568人のうち224人がこの正門を利用している。
 正門前の押しボタン式信号機は、1年3カ月前まで、約120メートル北にある別の信号機と連動していた。「ボタンを押しても青になるまで最長で2分39秒、最短で1分39秒かかった」(八尾署)という。このため、登校時間帯は、正門向かいの歩道が信号待ちの児童であふれることが多かった。3年生の娘がいる母親(43)は「子どもたちが車道にはみ出て、ヒヤヒヤしていました」と振り返る。
 このままでは危険と判断した学校側は、八尾市交通対策課を通じて八尾署に改善を要望。同署は1999年11月5日、登校時間帯(午前7時半〜8時半)だけは北側の信号と連動しないようにして、単独制御に改良。ボタンを押してから青に変わるまで最短40秒、登校時間帯のように連続して押す場合でも46秒後には青に変わるようにした。
 ところが、今度は下校時間帯に問題が起きた。昨年12月16日午前11時半ごろ、普段は北門から帰る小学1年の女の子が正門の北約80メートルの信号のない場所から府道を渡ろうとして車と接触、けがをした。永井寿一校長(56)は「下校時にも正門前の信号待ちがあまり長いと、事故が再び起こる」と痛感。「下校時間帯も待ち時間を短縮してほしい」と八尾署に要望した。
 同署は「お年寄りのことも考えると、登下校時だけでなく、終日、改良した方がいい」と思い切った。今年1月5日、この信号を24時間、北側の一般信号から切り離し、サイクルも変えた。
 その結果、ボタンを押してから青信号に変わるまでの待ち時間は最短で8秒、最長でも46秒になった。
 車が渋滞しないように赤信号の時間は変えていないが、青信号の点灯時間を5秒短くすることで、信号が変わるサイクルを多くしたわけだ。
 八尾署は「交差点ではなかったので、信号機の改良は比較的簡単だった。また、下校時は学年ごとに児童がバラバラに帰るので、待ち切れずに飛び出しては危険と判断した」と説明する。
 3学期の始業式。永井校長は「帰る時間も、信号を待つ時間が短くなりました」と子どもたちに報告した。 【村瀬達男】    
    ◇                         
 シリーズ「読者から」は今回で終わります。新シリーズは3月上旬からの予定です。 記事についてのご意見や、危ない道路と子どもの交通事故についての情報などを手紙(〒530―8251、住所不要)、ファクス(06・6346・1736)、メール(o.shakaibu@mbx.mainichi.co.jp)でお寄せ下さい                         
■写真説明 信号機のボタンを押してから青になるまでの時間が短縮された八尾市立大正北小前の横断歩道            

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毎日新聞 2001年3月20日 大阪

[やさしい街に]こどもとクルマ社会 
通学路調査から/2 


【写図】 有
  府教職員組合の通学路調査で、豊中市の小学校の約8割が「歩道と車道の区別がなく危険な場所がある」と答えた。現場を見た。
●大池小では                        
 住宅地の千里園。千里川に架かる千里川橋北詰め付近は、市立大池小(本町1)の通学路4本が合流する。約70人の子どもがこの橋を渡って登校するが、4本の道路は狭く、歩道と車道の区別もない。
 うち1本は大阪市方面への抜け道で、登校時には1分もない間隔で車が通る。道幅約4メートル。時速20キロの速度制限は守られない。「横を通る車が怖いと思ったことがある」と5年生の女の子は話した。
 登校時に立ってみた。エンジン音が聞こえると、広がって歩いていた子どもたちが一斉に脇に寄る。場所によっては軒先に隠れるように身を細めた。案内してくれた大池小PTA地区安全委員会委員長の清水知子さんは「習慣が身についているんでしょうか」。合流点の交差点には横断歩道もなく、橋を渡ろうとする車が数珠つなぎになると、道を横切るのも、誘導するのもひと苦労だ。
 「せめて横断歩道を設置したり、路上に白線を引いて歩道と車道を区別するくらいはできないものでしょうか」。清水さんと副委員長の尾木典代さんは訴えた。
●原田小では                        
 住宅密集地にある市立原田小(原田元町1)も、通学路のほとんどが狭い生活道路だ。歩道のある道は少なく、毎朝、通勤のマイカーが子どもたちをかすめるように通り過ぎる。
 原田小は市教委を通じ、豊中署に可能な限り白線を引き、歩道を区別するよう要望している。さらに自衛策として、校区内を54班に分けた集団登校も続けている。
 1人で歩いていたらスピードを落とさない車も、集団の前では注意するだろうという期待と、登校時間を20分間に集中することで、危険な時間帯を短くするという狙いもある。
 路上駐車など、狭い生活道路をより狭くする要因もある。2年の長女が車椅子を利用しているため、登校に付き添っている母の鈴木則美さん(46)は「ごみの日は、ごみで狭い道幅がさらに狭くなる。車とすれ違う時に、ひやっとすることがしばしばあります」。
   ×   ×                      
 日本の交通事故の4割は、生活道路で起きている。狭い道での事故防止は、もっぱら子どもの注意力にゆだねられているのが現状だ。
 【佐藤浩、山田英之】                   
(次回は24日に掲載予定です)               
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毎日新聞 2001年3月24日 大阪

[やさしい街に]子どもとクルマ社会 
通学路調査から/3 

【写図】 有
 交通量の多い交差点では、横断中、右左折してくる車にヒヤリとすることが多い。通学路でも、そんな光景がみられる。
 東大阪市の弥刀東小(友井2)。近くを走る旧大阪中央環状線で、横断歩道を青信号で渡っていた女児が左折車にひき逃げされ入院するなど、この3年間に2件の重傷事故があった。中央環状線への抜け道になっているうえ、近くに大型ディスカウント店がオープンして交通量が増加。徳田恩校長は「歩道橋ができれば安全に横断できる」と話すが、歩道橋を作るには道幅が狭い。
   ×    ×                     
 交通事故総合分析センターによると、府内で信号機のある交差点で右左折車にはねられ死亡した歩行者は、1997年から99年までの3年間で33人に上る。こうした構造的な事故を防ぐのが、歩行者が横断中はすべての車が止まる「歩車分離式信号機」だ。
 豊中市では、野田小(野田町1)の東側校門前の交差点に、この信号機がある。約80人の在校児童が横断する場所だが、阪急の高架下から出てきた車が右左折する際、横断歩道の歩行者が見えにくく、かつては毎日、父母が輪番制で安全確認をしていた。しかし、少子化で父母の数が減り、パートで働くお母さんも増え、「小学校前の交差点が、人が立って安全確認をしなければならないような構造でいいのか」との声が上がった。
 「子どもが横断する時は車の信号をすべて赤にできないものか」。97年春、当時のPTA会長、植松暉彦さん(56)は豊中南警察署に相談、現場を視察して交通量などを調べてもらい、翌年9月、信号機のサイクルを分離式に切り替えることができた。
 平日と土曜日の下校時は歩行者用信号機が青になるのは20秒間で、休日より8秒長い。「子どもたちに絶対に信号を守るよう教えても、事故の不安があった。分離信号になり、お母さんたちもとても安心している」と植松さんは話す。
   ×   ×                      
 これまで警察庁は分離式信号機について「渋滞を招く」とクルマ中心の考え方だった。昨年、方針を転換し、通学路から増設することになった。府内の通学路では既に約100カ所にあるが、府教職員組合の調査に回答した豊中、東大阪両市の小学校の3校に1校が「分離式やスクランブル式にしてほしい交差点がある」といい、警察の取り組みに期待が高まっている。 【磯崎由美】      
(次回は4月上旬、掲載予定です)              
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毎日新聞 2001年4月10日 大阪

[やさしい街に]子どもとクルマ社会 
通学路調査から/4 


  ◇東大阪市立柏田小学校工場街に駐車スペースなく大人はモラル向上を 
 府教職員組合が実施した通学路の実態調査で、東大阪市の小学校が問題点として挙げたなかで「違法駐車が多く、危険な場所がある」が最も多かった。中小の町工場がひしめく同市の典型的な環境にある、市立柏田小学校(柏田西3)の周辺を歩いた。 【山田英之】 
 カン、カン、カン。金属を加工する機械の音が鳴り響く。柏田小は周辺に運送会社や塗装業者、鉄工所が建ち並ぶ工場街の一角にある。学校が産声をあげた1971年に撮影した航空写真を見ると、周りに建物は点在する程度だったが、周辺の道路環境は大きく様変わりした。昨年度だけで放課後や登校中に4件の接触事故が起きているという。
 「めいわく駐車 違法駐車はやめましょう」 
 「児童の安全確保のため駐車お断り」 
 PTAや地元の布施署が設置した立て看板は、字が薄れてさびつき、路上駐車が以前から問題になっていることを物語っていた。その看板の前から路上駐車が列をなし、校舎東側では、不法投棄された乗用車も10台近く並んでいた。
 車道と歩道がはっきりと分かれていない道路を、機材を搬入するトラックがひんぱんに通る。路上駐車の車の間から、登下校の子どもたちが見え隠れする。
 「死角ができて危ない。何とかしてほしい」。岩本富紀子校長は保護者からそんな要望をよく受ける。学校側が訴えて警察が取り締まりをすると、一時的に車はなくなる。だが、ほとぼりが冷めると、また元の状態。そんないたちごっこが続いている。学校側は車のフロントガラスに「危険ですから駐車しないで」と張り紙もしているが、ほとんど効果はないという。
 路上駐車が多い原因は、敷地内に駐車スペースを備えた工場が少ないこともある。近くには有料駐車場もあるが、路上にあふれる車両をすべて駐車できる収容台数はない。
    ×   × 
 今回の調査では、違法駐車のほかにも「植え込みが死角になり、児童がはねられた」「歩道に自転車や植木があり、児童が通れない」などの報告があった。
 地域で働き、営み、暮らす大人の利便性と、子どもの安全。その両立が地域社会の課題となって久しい。安全を優先したまちづくりと、大人社会のモラルの向上が急がれる。
 =「通学路調査から」はこれで終わります。次のシリーズは17日から掲載予定です。
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毎日新聞 2001年4月17日 大阪

[やさしい街に]子どもとクルマ社会 
現場から/1 寝屋川・河北大橋 

信号のない横断歩道 設置は基準満たさず
登校時間帯 20分で260台
 
「危ないよ。気をつけてね」。車がひっきりなしに行き来する寝屋川市河北西町の横断歩道。母親らが近くの市立堀溝小学校に登校する子どもたちに声をかけた。目を離したすきに、横断歩道に飛び出ようとして、車とぶつかりそうになった子どもも。「あかん、あかん。自動車が来ているやないの」。子どもは手を引っ張られて引き戻された。
 堀溝小の南約300メートル。寝屋川に架かる河北大橋。川の両側に、川に沿って市道が通り、橋の東詰め、西詰めに横断歩道がある。どちらにも、信号機はない。母親らは約20年前から、橋の四隅に毎朝、黄色い交通安全の旗を持って交代で立ってきた。
20年前から母親ら誘導 

 「お母さんたちの誘導がないと、いつ事故が起きてもおかしくない場所です」。PTA会長の東村博一さんは話す。橋の周辺では、目立った人身事故こそないが、お年寄りや自転車の人に車が接触するなどの事故が時々起きる。
 小学校の東側には大阪を縦に結ぶ国道170号、北側には大阪と奈良をつなぐ国道163号が走る。さらに西側には府道八尾枚方線が通り、学校周辺は、それらの幹線道路に囲まれた住宅街だ。
 朝のラッシュ時、通勤のマイカーなどが住宅街の道路を抜け道に使い、河北大橋に車が集中する。子どもたちが橋を渡って集団登校する午前7時50分から同8時10分の間に、橋を通る車は約260台。1分間に約13台の計算だ。こうした道路は市販の「抜け道マップ」にも紹介されている。
    □   □   □ 
 昨年9月と10月、堀溝小とPTAは計3回、住宅の中の道路を走る車のドライバーに、児童の登校時間帯の通行自粛を呼びかけるチラシを配った。ほとんどが交通規制違反車両だったが、違反と知らなかったドライバーもいた。
 チラシの裏に、規制状況を分かりやすく刷り込み、昨年11月には、時間規制と終日規制を知らせる看板をPTAで25枚作り、学校周辺の道路に立てた。
 「年末にかけて少し効果が出ていましたが、その後、徐々に元に戻ってきているようです」。東村さんは嘆く。橋をまたぐ立体歩道橋を設置してはという声がある。市が決めることだが、横断歩道があることや予算配分の点などから消極的だ。
警察は要請で違反取り締まり

一方、横断歩道に信号をつけるかどうかは警察が判断する。寝屋川署によると、信号の設置には道路幅が5・5メートル以上あり、一定以上の交通量や赤信号の時に歩行者が待つスペースの確保などが条件。しかし、寝屋川沿いの市道は幅が約4メートルしかないので、この基準を満たさないという。
 同署は橋周辺の車の通行量を減らそうと、周辺道路の一方通行化を検討したが、これには地元住民の反対があって頓挫。「要請があれば、通行規制に違反する車の取り締まりを強化したい」と話している。
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 夕方の下校時は、朝と違って母親らの誘導はない。小学校はできるだけ集団で下校するよう子どもたちに指導しているが、保護者らの不安は尽きない。朝、誘導していた母親の1人は「親が子どもを守るしかない。何とか改善してほしいんですけど……。いつ事故が起きるかと考えると、心配で心配で」と伏し目がちに話す。東村さんは「事故が起きてからでは、遅いんです」と強い口調で話した。
 【中川博史】 

【写図】 通学路時間規制図
【写真】 母親らの誘導で横断歩道を渡り、通学する児童たち=寝屋川市河北西町で中川博史写す


 (次回は24日に掲載予定です) 
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毎日新聞 2001年4月26日 大阪

[やさしい街に]子どもとクルマ社会 
現場から/2 阪南市立貝掛中学校通学路

【写図】 有
 ◇事故再発防止、それぞれの立場で 
 ◆雑木伐採、ミラー付け替え/交通ルール守る意識を 
 阪南市立貝掛中学校の通学路が朝、車の通行禁止時間帯に「抜け道」になっていた問題は、警察、市役所、学校、保護者の協力で進入車の数が大幅に減った。しかし、残念なことに今年2月、下校時に自転車の女子生徒が車と衝突し重傷を負う事故が起きてしまった。事故の後、市は現場の見通しを良くしようと、道路周辺の樹木の伐採やカーブミラーの付け替えなど、新たな対策に乗り出した。新入生を迎えた貝掛中でも交通安全の指導に一層力を入れている。事故再発防止に向けた関係者の取り組みを紹介する。 【玉木達也】 
 貝掛中の抜け道問題は今年1月、2回にわたってこのシリーズで報告した。阪南市の岩室敏和市長は1月22日朝、記者と一緒に現場を訪れ、通行禁止時間帯に違反して通ろうとする車にUターンを呼びかけた。危険を実感した市長は、安全対策を関係部署に指示。朝は通行禁止になっていることを知らせる看板を5カ所、現場周辺に増設した。
 しかし、2月20日午後3時5分ごろ、問題の通学路の三差路で1年生(当時)の女子生徒が自転車で下校中、乗用車と出合い頭に衝突して大けがをしてしまった。大阪から和歌山方向に直進してきた車は、三差路の雑木などで、右折しようとした女子生徒が見えなかった可能性がある。
 通学路は朝に比べて夕方は混雑がひどくなく、地元住民の生活道路にもなっているため、下校時間帯は通行禁止にはなっていない。
 市は事故後、雑木の生える土地の所有者である南海電鉄と協議し、雑木を伐採した。現場のカーブミラーもサイズの大きいものに付け替え、より車の動きが分かるようにした。さらに現在、視界を遮っている三差路の電柱を他に移設できないかを、関西電力に申し入れている。
 また、自転車のブレーキの利き具合を確認できるように、貝掛中前の坂道に白線を引いた。「安全運転」と大文字を書き、約3メートル先に、ここでブレーキをかけるという意味で「ブレーキテスト」の文字と1本の線を引いた。さらに約3メートル先に「ブレーキゾーン」と記した約2メートル幅の斜線を書き、目安としてこの斜線内で止まればいいということを示した。生徒たちに自転車の整備に関心を持ってもらおうとの狙いもある。
 貝掛中では、今年から自転車で通学を希望する1年生の保護者に「家庭でも交通マナーを徹底させる」という内容の誓約書を提出してもらうことにした。佐竹勇校長は4月9日の「貝掛中便り」で「交通戦争の中、自分の命は自分で守ることを家庭でも徹底して教えてほしい」と呼びかけた。
 貝掛中の通学路問題を取材して、子どもたちの置かれた交通環境の悪さを改めて肌で感じた。その一方で、地元の熱心な警察官や教師、保護者、行政の活動で徐々にではあるが、目に見える形で環境が改善されているのはうれしく思う。
 「事故が起きる前に、どうして雑木などの伐採ができなかったか」と行政を批判することはたやすい。もちろん、さらなる安全環境の整備に力を入れてほしいと思う。しかし、取材中、道路いっぱいに広がる自転車の生徒も、一部ながら目撃した。生徒たちにも、もっと交通ルールを守る意識を持ってほしい。
 以前、交通死亡事故の取材で知り合った母親は、道路行政やドライバーを非難しながらも、最後には「子どもに道路に飛び出さないよう、もっときつく言い聞かせるべきだった」と、目の前で泣き崩れたことを思い出す。
 交通事故の悲劇を防ぐために何ができるか、何をしなければならないかをそれぞれの立場で深く考えなければならないと思う。
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 ◇1日平均15台、進入車を検挙 
 問題の通学路は田園地帯の約250メートルで道幅がわずか3メートル。国道26号の抜け道として、朝は和歌山から大阪へ、夕方は逆方向に向かう車が多く通る。特に朝の通学時間帯はひどい時で、約500台が通過する危険な状態だった。
 父母らの強い要請で1997年3月に通行禁止(午前7時半〜8時半)が実現し一時的に車の量は減ったが、月日とともに進入する車が急増。昨年6月から泉南署交通課の竹村宏文警部補が現場に立ってから、進入する車は多くて20台に減少。同署は今年数回の取り締まりを実施、1回平均15台前後を検挙している。 (次回は5月2日、掲載予定です) 
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